実はコスパがいい？Macが選ばれる理由

長く使える

かつては、OSをアップグレードするのは有料が当たり前だったためか、OSのサポート期間は長くても5年くらいというのが多かったですが、最近ではOSを開発するメーカーも「長くサポートすることをウリ」にすることが多くなり、サポート期間は8年程度まで伸びています。

しかし、いかにOSのサポートが続いてもハードウェア側がOSの要求するスペックについてこなければ、動作の重い、使えないPCになってしまいます。

しかし、Macの場合、AppleがOSとハードの両方を開発しているため、OS・ハードが最適化されているため、かなり古いMacであっても最新OSが普通に動きます。

この辺りはMacを使った方なら体感的にわかることですが、Macは思ったよりもかなり長く「普通に使える」のです。

Macが選ばれる理由の一つに再販性が高さがあります。

Windowsのパソコンだと、数年前のモデルになると半額以下の価値になることが多くあり、中には中古だと新品時の30%くらいの値段になってしまうモデルも。

一方で、Macの場合は、発売から1、2年のモデルなら新品価格の80%程度、3〜5年ほどのモデルなら状態がよければ新品価格の50%以上の価格でオークションやフリマで販売されています。

例えば、新品で買ったMacを数年間使って、新しいモデルが欲しくなったら今のMacを新品の時の半額程度で売って、新しいMacを買うための資金にしてしまえば、買い換える際のコストが実質半分で済むのです。

Macの中でも値段が落ちないことで有名なのは「Pro」のシリーズ名を持つ、「Mac Pro」「MacBook Pro」です。この二つのシリーズについては、「多少古くてもいいから、安く手に入れたい」というユーザーが一定程度いるので、再販性がかなり高いモデルになります。

また、他に替えが効かないという意味で、省スペースモデルのMac miniも値段が下がりにくいMacです。

一方で、エントリーからプロまで広く使われるiMacは、一気に値段が下がるMacです。液晶と一体化しているため、液晶の一部に何かの不具合があればそれだけで値段が下がりますし、販売するのに配送料も高額になりがちなので、処分にも困るMacです。

その意味では、コスパを考えてMacを買うなら、

の順番で検討すると良いでしょう。