PCの電気代を削減する方法
投稿日:2022年9月15日
気づかないけど意外と消費電力が大きいのがパソコン。今回は、PCの電気代を削減する方法をパソコンのタイプ別にまとめました。
ノートPCの場合
使っているPCがノートPCの場合、ノートPCはもともと消費電力があまり高くなく、1時間で60W程度のものがほとんどです。1kWが30円で計算すると、1時間あたり2円未満なので、ここの電気代を削減するために何かを買ったりするくらいなら、冷暖房などの削減に取り組んだ方が効果が高くなります。
ノートPCで電気代を削減するのであれば、一番効果が高いのはディスプレイの輝度を下げること。ノートPCでは、処理に半分、ディスプレイに半分くらい電力使っていることが多いので(マシンスペックにもよります)、ディスプレイの輝度を下げると消費電力を削減出来ます。
デスクトップPCの場合
デスクトップPCの場合は、デフォルトの状態でノートPCの数倍は電力を消費することがほとんどです。
ベーシックなデスクトップPCでも100〜120Wくらいが定番ですし、よりハイスペックなPCになれば数百W、中には1kW消費するデスクトップPCもあります。
デスクトップPCの場合は、消費電力を抑える方法はいくつかありますが、主な方法は、
- 本体の冷却効果を高める
- 省電力パーツに交換する
の二つです。
まず、本体の冷却効果を高めると言う点です、これはCPUにはサーマルスロットリングというCPU温度が高くなると処理を遅くするという機能があります。冷却効果を高めることで、サーマルスロットリングの発生を抑えて、結果として処理能力が上がる(速く処理が終わる)ことで使う時間が短くなるというものです。
また、エアフローを工夫することで、ファンが低速でもしっかりと冷えるようにすると、ファンの消費電力も抑えることができます。その意味では、定期的な清掃も非常に大事です。
次に、省電力パーツに交換する場合は、CPUとGPU、そしてHDD、この三つのパーツが消費電力が大きいため、これらの交換をします。
これらは交換コストもかかるので、AppleシリコンのMac miniのような、そもそも劇的に消費電力が少ないデスクトップPCに乗り換えた方が早いケースもあります。
ゲーミングPCの場合
ゲーミングPCの場合は、基本的にパワーがないとプレイできないケースが多いので、消費電力を下げるためにスペックダウンするのはあまりオススメ出来ません。
もし、ゲーミングPCで消費電力を抑えたいのであれば、「プレイする時以外はシャットダウンをする」というのが一番効果的でしょう。