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生活費の節約

WiMAXの自宅回線としてのコスパ力を徹底検証・光回線と比較

投稿日:2021年6月22日

データ使い放題というサービスから、自宅回線としても利用されるWiMAXのコスパ力を徹底検証!光回線と比較してどれくらいコスパが良いのかを解説します。

それぞれの費用を計算してみよう

WiMAXの費用はどれくらい?

WiMAXは回線提供元であるUQ WiMAX以外にも、GMOやNiftyなど様々なプロバイダから提供されていますが、今回は大元のUQ WiMAXで費用計算します。

まずは基本料金プランを見てみましょう。

契約タイプ月額料金(最初の2年)月額料金(次の2年)契約期間自動更新契約解除料
2年契約・自動更新あり¥4,268¥4,2682年あり¥1,000
2年契約・自動更新なし¥4,268¥4,4552年なし¥1,000(最初の2年間のみ)
期間条件なし¥4,455¥4,455単月なしなし

概ね4,000円台という形になります。

WiMAXでは端末を購入するか自分で入手して使う形になります。それぞれのパターンでの2年間の総額と実質価格は下記のようになります。契約は「2年契約・自動更新なし」とします。

プラン実質月額本体初期費用月額2年総額
セットプラン¥5,093¥16,500¥3,300¥4,268¥122,232
SIMのみプラン(端末購入)¥4,543¥3,300¥3,300¥4,268¥109,032
SIMのみプラン(端末所有)¥4,405¥0¥3,300¥4,268¥105,732

セットだと5,000円、端末を自分で用意する場合は4,500円ほどとなります。

光回線の費用はどれくらい?

続いて自宅のインターネット回線としては定番の光回線の料金をみてみましょう。

光回線は、住宅の種類や構成などで料金が異なりますが、今回はマンションタイプの最安値でみてみます。

契約プラン月額料金(最初の3年)月額料金(次の3年)契約期間自動更新契約解除料
ぷらら光 マンションタイプ 3年契約¥3,960¥3,9603年あり¥9,900

WiMAXと比べて500円ほど安いイメージです。

続いて、3年間の総額と実質月額を計算してみます。

契約プラン実質月額工事費キャッシュバック月額3年総額
ぷらら光 マンションタイプ 3年契約¥2,753¥16,500¥59,960¥3,960¥99,108

キャッシュバックが入ることで、実質月額はWiMAXよりも1,800円ほど安くなりました。

WiMAXのコスパ力はどれくらい?

比較してみると、最初の3年間は光回線のマンションタイプの最安値の方が圧倒的に安くなります。ただし、光回線のキャッシュバックが効くのは最初の3年だけで、次の3年契約からはキャッシュバックがないので、月額費用は3,960。WiMAXとの差は500円ほどまで縮まります。

3日間10GBの通信制限をどう捉えるかでコスパは変わる

WiMAXは使い放題サービスではありますが、3日間で合計10GBの通信を超えると、翌日の18時から2時まで1Mbps程度まで回線速度が制限されます。

日中WiMAXを使わないで、自宅に帰ってきてから自宅回線として使う場合は、3日間10GBを超えるかどうかはWiMAXのコスパを見極める一つの分水嶺です。

3日で10GBも使わないという人ならば、いつでも解約できて、外でも使えるWiMAXはコスパ力が高いと言えますが、自宅回線としてガッツリ使う人にとっては、光回線の方がコスパが高くなります。