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生活費の節約

自転車のパンク修理のコスパ力を比較・検証

投稿日:2021年6月18日

自転車がパンクしてしまった時に、お店で修理してもらうか、それともパンクキットなどを買って自分でやるか。どちらがコスパが良いのかを比較・検証しました。

自転車のパンク修理の相場

自転車のパンク修理は、自転車ショップによって異なりますが、自転車小売最大手のサイクルベースあさひの工賃だと下記のようになります。

作業工賃
パンク修理(1ヶ所まで)¥1,050
虫ゴム交換¥100
水調べ¥800
チューブ交換(前輪)¥1,500~
チューブ交換(前輪)¥2,500~

シティサイクル 修理工賃表 | サイクルベースあさひ

それぞれ工賃だけなので、チューブや虫ゴムなどの修理パーツ費用は別料金です。

パンクの具合にもよりますが、穴あきパンク1箇所で1,000円くらい、チューブ交換で3,000円くらいが相場でしょうか。

自分でパンク修理する時に必要なものは?

一方で、自分でパンクを修理するとなると、下記のものが必要です。

  1. パッチ
  2. ゴムのり
  3. タイヤレバー
  4. 空気入れ
  5. バケツ

空気入れ以外は、100円均一などで販売されていない自転車パンク修理キットで問題ありません。空気入れだけは、100円均一のものは品質が低いので必ずパナレーサーやブリヂストンなどの著名メーカーの製品を用意しましょう。

自転車のパンク修理のコスパ力は?

さて、自転車を自分でパンク修理したとして、コスパ力はどれくらいあるでしょうか?パッチやノリは毎回新しいものを買う前提で比較してみます。空気入れは3,000円のものを新しく購入するとします。

回数ショップ工賃自分で
初期費用¥0¥3,000
1¥1,000¥3,100
2¥1,000¥1,600
3¥1,000¥1,100
4¥1,000¥850
5¥1,000¥700

空気入れが高いため、初回は自分でやったほうが高いですが、3回目で同じくらいになり、4回目以降はグッと自分でやった方がコスパが高くなります。

自転車のパンクの頻度は、通勤・通学などで毎日乗る場合は、それだけチューブが摩耗したり、空気圧の足りない状態で段差に乗り上げる可能性が増えるので年に1回くらいはある前提でしょうか。

そう考えると、3年で元を取るというのはあまりコスパはよくありませんが、空気入れは日々の自転車のメンテナンスで必要な工具なので、他にも使えるという意味ではコスパは良いでしょう。

むしろ、「パンク修理を自分で3回やったら、空気入れの元を取った」くらいで考えれば、コスパ力は中々あるのではないでしょうか?