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生活費の節約

原付バイクのランニングコストを徹底分析!

投稿日:2021年2月15日

原付バイクのランニングコストを徹底分析しました。原付バイクがどれくらいランニングコストに優れているのか、保険やガソリン代を含めて徹底分析!

自動車のランニングコストの考え方

燃費最高のホンダのスーパーカブで計算してみましょう。スーパーカブ50は、なんと105.0km/Lだそうです。

まずは、車体費用は考えずに、

  1. ガソリン代
  2. 保険代(任意・自賠責)
  3. 軽自動車税

で計算します。原付バイクの場合、一般的な駐輪場に止まられるので、駐車場代はなしとします。

イニシャルコストを出してみよう

まずは、1kmも走らなかった時のイニシャルコストを出してみましょう。車体代金、車検代などは除いた純粋なランニングコストだけで計算してみましょう。

項目費用期間
自賠責保険¥7,5001年
任意保険¥20,0001年
駐車場代¥01ヶ月
自動車税¥2,0001年
合計¥29,5001年

1年で3万円弱となります。自賠責は4年契約にすればもっと浮きますが、今回は一番高いケースで比較します。

ここをベースに、走った距離ごとにいくらかかっているのかを見てみます。

走行距離とランニングコスト

さて、実際に走った距離でランニングコストを出してみましょう。

ガソリン代は1Lで130円、走行距離は燃費の最大を出したとします。

走行距離(km)固定費ガソリン代1kmあたりの費用
10¥29,500¥130¥2,963
50¥29,500¥130¥593
100¥29,500¥130¥296
500¥29,500¥650¥60
1,000¥29,500¥1,300¥31
5,000¥29,500¥6,500¥7
10,000¥29,500¥13,000¥4

年間で10kmしか乗らないということはないと思いますが、週末の買い物だけで乗るという方は年間の総走行距離が500kmくらいという方もいるのではないでしょうか。

スーパーカブ50の場合、総走行距離が500kmでも、1kmあたりは60円、高いと言われるタクシーが1kmあたりは300円程度と言われているので、タクシーの1/5のコストです。

仮に年間100kmほどしか乗らないとしても、タクシーとトントンになります。

車体代金を含めてみると・・・

続いて、車体価格と諸費用を含めた乗り出し価格を追加してランニングコストを出してみましょう。車両はスーパーカブ50で、乗り出し価格は新車で20万円とします。

走行距離乗り出し価格固定費ガソリン代1kmあたり
10¥200,000¥29,500¥130¥22,963
50¥200,000¥29,500¥130¥4,593
100¥200,000¥29,500¥130¥2,296
500¥200,000¥29,500¥650¥460
1,000¥200,000¥29,500¥1,300¥231
5,000¥200,000¥29,500¥6,500¥47
10,000¥200,000¥29,500¥13,000¥24
50,000¥200,000¥29,500¥65,000¥6
100,000¥200,000¥29,500¥130,000¥4

新車の乗り出し費用を考慮しても、およそ1,000kmを超えるとタクシーの1kmあたりの平均である300円未満になります。

毎週末の買い物で原付バイクを使ったとして、1ヶ月で8回で走行距離80kmほどですから1日あたり8kmほど、片道4kmと考えたらかなり現実的な使い方ですね。片道20kmほどを毎週末乗ると、1kmあたりは47円ですので、タクシーはおろか、電車などの公共交通よりも圧倒的に安くなります。


原付バイクのランニングコストについてみてきました。

速度が出せなかったり色々制限も多い原付バイクですが、ランニングコストで考えるとかなりコスパが高い交通手段だとわかります。

もし、買い物などの足として軽自動車などを使っているのであれば、原付バイクに乗り換えるとグッとランニングコストを下げることができそうですね。