人気急上昇中のChromebookのコスパ力を徹底検証!
投稿日:2021年6月22日
低価格で使い勝手も良いことで人気急上昇中のChromebook。Chromebookは本当にコスパが高いのか、そのコスパ力を検証しました。
目次
Chromebookがコスパが良いと言われる理由は?
本体価格がWindowsやMacと比べて安い
Googleが開発するChrome OSを搭載したノートPC・Chromebook。ここ数年で日本でもグッと人気が出てきて、ライトユーザーを中心に「コスパ最強」との声が聞かれます。
Chromebookがコスパが良いと言われる一番の理由は本体の価格。Chromebookは同程度のWindowsマシンと比較して15〜30%ほど本体価格が安く設定されていて、セールなどを使うとWindowsパソコンと比較すると40%以上も安いことも。
しかも、安いChromebookは新品の本体価格が通常でも3万円台、セールなら1万円台に入手できることもあるため、これまでノートPCと言ったら10万くらいが常識だった中では破格のノートPCと言えます。
Officeや他のソフトの費用がかからない
Chromebookはアプリのインストールも可能ですが、基本的には「ネットで全ての作業を完結させる」という設計思想のもと開発されたOSを搭載しているので、専門的なことでなければ、追加のソフトを買わないでも普通に使えます。
代表格がMicrosoft Officeで、大体手段としてGoogleの「ドキュメント」「スプレッドシート」などが無料で利用できます。
その意味でもWindowsと比較してコスパが良いと言われるのでしょう。
Chromebookを導入する際に注意したいポイント
Chromebookはできることが限られているから安い
一方で、WindowsやMacと全く同じように使えるかと言われると、そうではありません。
WindowsやMacで提供されているソフトが使えなかったり、専門性の高い外部接続機器はChromebookでは使えないことが多くなります。
Chromebookは、
- できることが限られている
- PCのマシンパワーが限られている
という「限られている」からこそコスパが良いわけです。
スペックが低いと長くは使えない
GoogleがChromebookに対して公式アップデートを保証しているのは7〜8年。それだけの期間があれば十分Chromebook本体の元を取れると思いがちですが、5年も経った低スペックPCは、遅くて使い物にならくなってしまうのが通常です。
特に、最近はアプリやWebサイトの表示処理にCPUやGPUのリソースを多く使う傾向になってきているため、「安かったけど、数年経ったら動作が重すぎて使い物にならなくなった」という可能性も十分有り得ます。
10万円前後のある程度のWindowsノートPCやMacbookは、5年くらいは普通に使えるものがほとんどなので、その意味ではコスパがよくなくなる可能性は理解しておきましょう。
使いこなせればChromebookのコスパ力は高い
Chromebookはできることに制限はあるものの、一般的なパソコン作業についてはある程度できるようになっています。
ただ、WindowsやMacと同じように使えるかというとそうではなく、Microsoft WordとGoogleドキュメントの使い勝手が違うように、全く同じようには使えません。
それでも、ちょっとした違いや不便を乗り越えて、自分のパソコン作業をChromebookに最適化することができれば、パソコンの中でのコスパ力はかなり高いと言えるでしょう。